VMwareの買収発表があった日。の翌日

ESXiにつないで、おもむろに仮想マシンを一台作成します。 OSはCentOS Stream。とりあえずvCPU4コア、メモリ8GB。 ディスクはThin Provisioningで50GBを1つ。vNICも1つ。

インストール時にはサーバ(GUI)を選びました。

うちの子

手元のWindowsPCから繋げるように、ネットワーク設定。 8系からnetwork.serviceでなくてNetworkerManager.serviceがデフォルトになったのでした。 大文字で始まるサービス名にいまひとつ慣れません。nmtuiで設定を済ませます。

さらばnetwork.service

我が宅内にDNSサーバはありません。IODATAの家庭用ルーターDHCPをしゃべります。 このあたり、専用のものを用意してもう少し意識的にやってみようかと思うことはあるけど、 普段使いで困っているわけではないからなかなか手がつかず。いずれね。

さて。ネットワーク設定が終われば手元のWindowsPCからsshで繋げるようになります。 そのまえに、GUIで繋いでいるうちにホームディレクトリの英語化までやっておきましょう。(日本語だと補完が面倒なので)

「デスクトップ」表記の脱力よ

インストール時に使用したISOファイルは、自動で接続されているならば /dev/sr0だったりにあります。

ISO接続中

lsblkでみえる。

cdromの差し込み口につき

/run/media/root/CentOS-Stream-8-x86_64-dvdを見ようとしたら一般ユーザで怒られたので、 rootにスイッチして覗きます。ついでにrootにsshログインできないようにしときました。

実はsr0の正体がぼんやりしてる

接ぎ木(マウント)

かくしてあらためてISOメディアをマウントしました。 このISOメディア、手元のPCで解凍して遊んでみると沢山パッケージが入っていて面白くて。 試しに「java」を大文字小文字問わず探してみると、55ヒットしました。

多い

インターネットに出ていけない環境であっても、たとえばこのISOファイル…をマウントしたディレクトリのパスを 直接リポジトリに指定してあげることでパッケージマネージャーを使ったインストールが可能です。いわゆるローカルインストール。

CentOSのパッケージマネージャーはおなじみのyum…なはずですが。

「やむ」って呼びやすくて

今や実体はdnfでした。たしかyumpythonの2系だったからその都合だったはず。

dnfの影

/etc/yum.repos.dに移動して、「AppStream-dvd.repo」「BaseOS-dvd.repo」を作りました。

中身はだいたいこんなの

そのうえで、このままだとインターネット上のリポジトリを探しに行ってしまうので、 いったん全リポジトリを無効化「--disablerepo=」、そのうえで今回指定すべきは「--enablerepo=dvd*」。 8系から「BaseOS」と「AppStream」とにデフォルトのリポジトリが分かれたので、 その両方を指定できる方法で行うことが肝要です。今回はワイルドカードで指定できるように名前を合わせました。

さっそくやってみましょう。できました。

sysstatなのは趣味です

それでは本命のJavaをインストール。せーの、失敗。

gpgcheck=0に明示的にしないとでした

gpgcheck=0を書いて再度。通りました。

succeed

様式美

ハロー・ワールド。